にわかポケ勢のメモ帳

ポケモン(主にシングル・公式大会)メインです

【SVシーズン11シングル使用構築②】月夜に吠えるシッポ【最高/最終403位 レート2011】

はじめに

アローラ( •̀ᴗ•́ )/
今回は、SVシーズン11のランクバトル シングルバトルで使用した2つめの構築を紹介します。

こちらは、最終日前まで煮詰めていた構築となります。

色々と課題点が多く最終日には使わなかったものですが、サブロムでレート2000は達成できたので書いてみました。
良かったら読んで頂けると嬉しいです。

↓こちらが使用した並びとなります。

構築経緯

①前期使っていて、起点作り要員として使用感がよかったサケブシッポを引き続き採用。(↓前期の記事)

schwarz5555.hatenablog.jp

②積みアタッカーとして、サケブシッポのステロ&麻痺とのシナジーがある身代わり&竜舞持ちトドロクツキと、剣舞グラスシードゴリランダーを採用。

③シーズン中盤頃に上位のプレイヤーに使用された、初手アカツキガチグマで荒らした後クレセリアのトリル+三日月の舞で全快させる戦術(通称月光乱舞)が非常に強く感じたため、自分でも試そうと思い最遅アカツキガチグマ+トリル三日月の舞クレセリアを採用。
④ラスト1枠はかなり迷走していた。襷イダイトウ水ウーラオス等を試していたが、受けループや毒菱展開に不利をとってしまうことが多かったため、最終的には両方になんとなく抗えそうな残飯ビルドイイネイヌを採用してひとまず構築が完成した。

 

コンセプト

・初手で起点を作り、裏ので積んで殴る。

・初手で荒らし、のトリル→三日月の舞でを再度展開していく。

上記2パターンの勝ち筋を用意した上で、自分のやりたいことを押し付けることを意識した。

個体紹介

サケブシッポ@メンタルハーブ
テラスタイプ:
ノーマル
特性:こだいかっせい

性格:おくびょう
実数値:222-x-120-85-135-179
努力値: H252 B4 S252
技:ミストバースト/ステルスロック/でんじは/ほえる

調整意図
HS:極振り
B:余り

起点作り要員。前期と同様、主に初手で出して麻痺とステロを展開し、余裕があれば吠える連打で場を荒らし、倒されそうなタイミングでミストバーストを使い自主退場して裏の積みアタッカーに繋ぐ使い方をしていた。
ガチグマの登場によって電磁波を撒けない対面が増えたため電気玉+投げつけるを使おうか悩んでいたが、挑発を使われてステロを撒けなくなることの方が不便そうに感じたため、最後までこの構成にしていた(ガチグマの補助もできるよう、シーズン途中で吠えるの枠をトリックルームに変えたりしていたが、最終的には元の構成に戻しました)


トドロクツキ@ブーストエナジー
テラスタイプ:はがね
特性:こだいかっせい
性格:いじっぱり
実数値:181-210-105-x-122-157
努力値: H4 A252 B108 D4 S140
技:はたきおとす/アイアンヘッド/みがわり/りゅうのまい
調整意図
H:奇数
A:特化
S:最速90族抜き
BD:余り

サケブシッポの麻痺+ステロから繋ぐ積みエース。DLCで追加された叩き落とすが非常に強力で、1回竜舞を積んでしまえば多くの試合で全抜きすることができた。テラスタイプは耐性が優秀な鋼、サブウェポンはハバタクカミ等不利な相手をテラスタル込みで返り討ちにできるアイアンヘッドを選択し、残りは積むタイミングを増やしたりしおづけや電磁波、不意打ち等を回避できる身代わりを採用した。
悪+鋼の2ウェポンであるため水ウーラオスが厳しいが、ゴリランダーと同時選出することでなんとかしていた。アクロバットを採用して1体で見られる範囲を広げても良かったかもしれない。

ゴリランダー@グラスシード
テラスタイプ:ほのお
特性:グラスメイカ
性格:いじっぱり
実数値:202-194-113-x-92-108
努力値:H212 A252 B20 D4 S20
技:グラススライダー/アクロバット/かわらわり/つるぎのまい
調整の参考元

【SV S10 最終99位(2073)】制圧式機械ガブゴリラ - (´・ω・`)のブロマガ

※こちらのしょぼんさんの記事と同じ努力値配分のものを使わせて頂きました。

2体目の積みエース。トドロクツキで相手しづらい水ウーラオスやブーストエナジーテツノツツミ、その他倒しきれなかった相手を倒し切る役割で採用。グラスシードによるB上昇やテラスタルによる草→炎への耐性変化のおかげで、安心して剣舞を積める対面が多く非常に使いやすかった。
サブウェポンは持ち物無しの状態で威力が倍増するアクロバットと、一定数いた壁展開に抗うためかわらわりを採用した。

 

ガチグマ(アカツキ)@シルクのスカーフ
テラスタイプ:ノーマル
特性:しんがん
性格:れいせい
実数値:219-x-140-205-87-51(素早さ個体値0のものを使用)
努力値:H244 C252 D12
技:ブラッドムーン/ハイパーボイス/だいちのちから/しんくうは
調整意図
C:特化
H:奇数でなるべく高く
D:余り
S:最遅

この構築の第2のエース。初手テラスタルで荒らして、後述のクレセリアでトリル展開+三日月の舞で全快させて再度暴れさせる動きが単純ではあるが非常に強力で、サケブシッポのステロと併用することで簡単に3タテできる試合も度々あった。
持ち物は初め命の珠を採用していたが、耐久を削ってしまうことが原因で負ける試合が多かったためノーリスクでノーマル技の火力を上げられるシルクのスカーフに変更した。
強力なポケモンではあるが、何も考えずブラッドムーンを使用してしまうと次のターン火力が足りなくなって不利になってしまうことや、不意の鋼テラスタルに返り討ちにされてしまうこともあるため、慎重に技選択をしないといけないポケモンだと感じた。

クレセリア@オボンのみ
テラスタイプ:フェアリー
特性:ふゆう
性格:のんき
実数値:227-x-178-95-141-83(素早さ個体値6のものを使用。可能なら最遅の方が良いです)
努力値: H252 B252 D4
技:サイコキネシス/れいとうビーム/トリックルーム/みかづきのまい
調整意図
HB:特化

D:余り

過去の世代から存在する型。今回はガチグマのサポート要員として採用。攻撃技は一致技のサイコキネシス&カイリューランドロスに刺さる冷凍ビームの2ウェポンとし、テラスタイプは悪ウーラオスやパオジアン対面でトリル展開をしやすくするため、フェアリーを選択。
持ち物は耐久を底上げできるオボンのみを採用した。

イイネイヌ@たべのこし
テラスタイプ:みず
特性:どくのくさり
性格:いじっぱり
実数値:193-185-135-x-106-115
努力値:H236 A156 S116
技:ドレインパンチ/はたきおとす/ビルドアップ/ちょうはつ
調整意図
H:16n+1
A:余り
S:最速アカツキガチグマ抜き

諸説枠。相手の初手オオニューラやキラフロル等による毒菱展開や受けループに負けてしまう試合が多かったため採用したが、入れた途端それら2系統の構築とのマッチング率が低くなったためあまり選出していない。
テラスタイプは、ヘイラッシャの地割れを回避できる飛行を選択していたが、雪雪崩が抜群になってしまい結局安定しない点やビルドを積んでも水ウーラオスにゴリ押されてしまうことが気になったため途中から水に変更した。
一応サケブシッポの麻痺のおかげで、上からビルドを積んで起点にする範囲を広げて制圧できる試合があったので、シナジーは意外とあったのかもしれない。

選出パターン

多かったもののみ。

++
1番多かったパターン。初手サケブシッポでステロ+麻痺を展開→死に出しトドロクツキで積んで殴り、残った相手をゴリランダーで一掃する。

++or

初手テラスガチグマで荒らし、こちらが疲弊したタイミングで裏に引き、タイミングを見計らってクレセリアのトリル+三日月の舞でガチグマを再度展開する。
ラス1をサケブシッポにした場合は裏からステロ+麻痺を撒いてガチグマを補助していたが、アタッカーが実質ガチグマのみとなってしまうため、HP管理に気をつけないといけない場面が多かった。

++何か
主に毒菱展開や受けループには、イイネイヌを選出していた。

苦手な相手

カイリュー@タラプのみ
ガチグマを選出している場合特にキツイ相手。見えないところからノーマル技を受け切られてしまうため、サケブシッポの吠えるで無理矢理流していたが、ラスト1体でステロ&トリルがない状況だとかなり厳しい。
トドロクツキを選出している場合は相手がフェアリーテラスでない限りステロ+1舞叩き落とすで倒せるが、取り巻きによって選出しづらい場合も多かった。

オオニューラ、キラフロル
毒菱に耐性がほぼないため、苦戦することが多かった。
イイネイヌを選出すれば毒菱を回収できるが、相手の裏にハバタクカミ等の特殊アタッカーを用意されていると押し負けがち。

 

受けループ
イイネイヌで応戦していたが、ヘイラッシャの地割れの存在のせいであまり安定しなかった。そのためマッチングしないことで対策していた

結果

サブロム TN:邪神アバター 最高/最終403位 レート2011

(記念写真)

サブロムのトレーナーカードと元ネタです。

最後に

今期は2系統の構築を用意していて、この構築も最終日3日前にサブロムでレート2000を達成できました。ですが、その後メインロムで試していたところ500位くらいから2000位後半くらいまで溶けてしまい、このまま使い続けるのは難しそうと判断したため最終日は使わないことにしました。
反省点としては、
・選出じゃんけんになりがちで、不利な状況になった際にリカバリーできる手段が乏しかった
・特定の系統の構築に対しては選出パワーが低くなってしまい、本来やりたいことがしづらくなってしまう
・サケブシッポの型を、前期使っていたものと同じ型に固執しすぎていた

辺りが良くなかったかな、と感じます…。
ですが、個人的に使っていて楽しいポケモンが多かったので、機会があれば今後も取り巻きや型を変えて使っていきたいと思いました。
シーズン12も引き続き取り組んでいきます。

長くなりましたが、ここまで読んでくださった皆様ありがとうございました。