にわかポケ勢のメモ帳

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【SVシーズン15シングル使用構築】未熟ブリパオイダイ【最高レート2072/最終613位 レート2000】

はじめに

アローラ( •̀ᴗ•́ )/
今回は、SVシーズン15のランクバトル シングルバトルで使用した構築を紹介します。

最終的には溶かしてしまい、悔しい結果に終わってしまいましたが、レギュレーションFルールでは初めてレート2000を達成出来たので書いてみました。

良かったら見て頂けると嬉しいです。

↓こちらが使用した並びとなります。

構築経緯

①今期使用する構築を決める際、過去に自分が使用していた構築を振り返ったところ、レート2000以上や最終3桁前半を達成していたシーズンでは対面寄りの並びを使用していることが多かったため、今期は使う構築を対面構築に絞ろうと考えた。
ポケモンバトルデータベースで上位構築を調べて色々とレンタルを使っていたところ、シーズン14にてあまにさんが使用していた系統の対面構築が非常に強力かつ扱いやすく、レンタルのみで2ROMレート1850辺りまではサクサク上げることができたため、この構築を参考にしようと考えた。

【s14最終19位】鋼鉄パオイダイ - あまにっき

それ以降は、特に扱いやすかった頑丈ブリジュラス+襷パオジアン+イバンのみイダイトウ♂の3体をベースとしてそのまま採用、残りの枠を色々入れ替えて試していった。

②ある程度の耐久・耐性を持つ対面駒として、ブリジュラスに対応しやすく豊富な先制技を持つチョッキエルレイドや、タケルライコに強めな原種ガチグマ等を試していた。最終的にはハバタクカミやパオジアンに強く出ることができ、聖なる炎+神速による対面性能が高い草テラスチョッキエンテイを採用。

③受け崩し要員として、元々の構築ではノーマルテラス+挑発アカツキガチグマが採用されていたが、今期中盤にママンボウ+オーロンゲ+グライオン+高火力アタッカーサイクル構築や、それの派生系の構築が増加していたことを考慮して別のポケモンを採用して潜っていた。
その後は受け崩しとして、隠密マント持ち瞑想ラティオス残飯持ち身代わり+悪巧みイーユイ等を色々試していたが、いずれも受け駒には強いもののアタッカーにゴリ押されることが多く、あまり上手く使いこなせなかった。そんな中フォロワーのグレイさんから教えて頂いた岩テラス身代わり+蛇睨み残飯ジャローダを試したところ、勝率を上げることができるようになってきたため、このポケモンを採用。

④最後に、毒菱展開と持久力ブリジュラスにある程度強く、初手でも後発でも選出しやすそうなポケモンを探していたところ、オボンのみ軽業オオニューラが条件にピッタリ当てはまっていたため、このポケモンを採用して構築が完成した。

 

コンセプト

・対面で殴り勝つ。

・上から行動しやすいポケモンや先制技持ちのポケモンで、ダメージレースで優位に立ち続けることを目標とする。

・追加効果を持つ技を多く採用することで上振れを狙う。

個体紹介

ブリジュラス@こだわりメガネ
テラスタイプ
:
特性:がんじょう

性格:ひかえめ
実数値:165-x-151-194-85-137
努力値:B4 C252 S252
技:ラスターカノン/りゅうせいぐん/10まんボルト/あくのはどう

調整意図
CS:特化&準速
B:余り

行動保証を盾に超火力を叩き込む固定砲台。途中まではジャポの実+ステルスロック型、パワフルハーブ型等も試していたが、最終的には眼鏡で採用。ラスターカノンでハバタクカミ、流星群でカイリュー・オーガポン・ガチグマ・水&悪ウーラオス、10万ボルトで水ウーラオスアシレーヌ、悪の波動でサーフゴーと、環境上位のポケモンに一撃で大ダメージを与えることが出来るため非常に頼もしいポケモンだった。
相手の構築にステルスロック持ちがいない場合は初手ではなく2手目以降に選出することも多かったが、終盤に持久力ブリジュラスが増えたおかげかあまり警戒されずに目の前に通る技を押して数的有利を取ることができたりと、思わぬところでも活躍してくれた。
テラスタイプは、場に出てから1回限りではあるが全てのタイプの技を満遍なく強化できるステラを採用。


パオジアン@きあいのタスキ
テラスタイプ:ゴースト
特性:わざわいのつるぎ
性格:いじっぱり
実数値:155-189-101-x-85-187
努力値:A252 B4 S252
技:つららおとし/うっぷんばらし/せいなるつるぎ/こおりのつぶて
調整意図
AS:特化&準速
非常に高い火力と素早さと広い攻撃範囲、そして氷柱落としの怯みによる上振れ要素を持つ襷アタッカー。ゴーストテラスによってカイリューの神速をシャットアウトしたり、襷が残っている状態であればゴツゴツメットやジャポの実持ちではないハバタクカミを鬱憤晴らし+氷の礫でほぼ確実に処理できるためとても扱いやすかった。
最終日は最速の個体がやや増えており、ミラーの素早さ勝負に負けることがあったためこちらも最速にすべきだったかもしれない。


イダイトウ(オス)@イバンのみ
テラスタイプ:フェアリー
特性:てきおうりょく
性格:いじっぱり
実数値:199-180-114-x-95-98
努力値:H28 A252 B228
技:ウェーブタックル/おはかまいり/アクアジェット/こらえる
※調整はこちらの記事を参考にさせて頂きました。

 【S13最終43位-レート2115】魄霊ミミイダイトウ-FINAL- - 全ポケモンヤドラン化計画
最強の🐟。物理の撃ち合いに強く、襷イダイトウと異なりステルスロックを撒かれても気にならず、防御に割いた分サイクル要員にもなることが可能な点、こらえる+イバンの実による行動保証がある点が特に強力。環境に多い水ウーラオスに明確に有利なのも嬉しい。
ただ、既に認知されている分イバンの実を警戒されることもあり、こらえる読みで圏外になる半減技を撃たれることも時々あったため、意外と択が発生する局面も多かった。

エンテイ@とつげきチョッキ
テラスタイプ:くさ
特性:せいしんりょく
性格:ようき
実数値:191-165-106-x-105-158
努力値:H4 A236 B4 D76 S188
技:せいなるほのお/ストーンエッジ/じならし/しんそく
※調整はこちらの記事を参考にさせて頂きました。

【 最終112位 レート2109】 ブリパオイダイ究極対面構築 - 飛膝胞子理論

チョッキ枠。ハバタクカミと悪テラス鉢巻以外のパオジアンに強い点や、聖なる炎によって安易な受け出しを許さず、特性によって怯みと威嚇を無効化できる点が魅力。
サブウェポンは削れたカイリューに撃てるストーンエッジと、S操作&ヒードランやイーユイに対する打点の地ならし、先制技の神速を採用。
草テラスのおかげで、数が少ないが対策していないと厄介な催眠技を持つキノガッサドーブルにイージーウィンできることがあったのでとても良かった。

 

ジャローダ@たべのこし
テラスタイプ:いわ
特性:あまのじゃく
性格:おくびょう
実数値:182-x-115-96-115-181
努力値: H252 C4 S252
技:リーフストーム/テラバースト/へびにらみ/みがわり
調整意図
HS:極振り&最速
C:余り
受けサイクルやキョジオーン対策枠&サポート要員。流行していたママンボウのサイクルに対して、身代わりを残した状態でアタッカーに麻痺を入れることができればイージーウィン出来るため、崩し要員として申し分ない活躍をしてくれた。蛇睨みは電磁波と異なり、地面タイプにも通る上命中安定である点も心強い。
また、キョジオーン軸の構築に対しても、キョジオーン対面で身代わりを残すことができれば同居しているカイリューやオーガポン・イーユイごと一網打尽にすることができる。
イバンのみが発動していない状態でのイダイトウの素早さが低めなので、受け崩しに拘らずこのポケモンで相手の素早さを下げサポートに回ることも時々あった。
草単タイプであるため素の耐性が貧弱な点がネック。

オオニューラ@オボンのみ
テラスタイプ:ゴースト
特性:かるわざ
性格:ようき
実数値:183-154-112-x-101-155
努力値:H220 A28 B252 D4 S4
技:フェイタルクロー/インファイト/シャドークロー/つるぎのまい
※調整はこちらの記事を参考にさせていただきました。

【SVシーズン14】R2138毒菱展開擬装?対面構築【最終43位】 - あるかちゃんどりーむ
毒菱対策枠&積みアタッカー。幅広い範囲のポケモンを起点にできる耐久と特性発動時にブーストエナジーハバタクカミ&テツノツツミすらも凌ぐ高い素早さ、そしてフェイタルクローによる上振れが狙える点を評価して採用。また、頑丈と持久力どちらの特性を持つブリジュラスに対しても強く出られるため、選出した試合はほぼ毎試合活躍してくれた。ただ、最終日は毒テラスガチグマやディンルーが増加しており、選出画面での誘導要員になってしまうことも多かった。
テラスタイプはカイリューの神速を透かせてサーフゴーへの打点を伸ばせるゴーストにしたが、炎オーガポンに一撃で倒されることを防げる炎や、タケルライコに強く出られて電磁波ハバタクカミを封殺できる地面にしても良かったかもしれない。

選出パターン

(多かったもののみ)

++
1番多かった選出。ブリジュラスで初手のポケモンを削り、裏の2体で倒し切る。
ランドロスが採用されている場合は初手に来ることが多かったため、パオジアンから入りこちらの素早さが上回っている場合は鬱憤晴らし、下回っている(相手がスカーフ)場合は氷の礫から入っていた。

++@1
ママンボウサイクル選出。ラスト1体はオオニューラかイダイトウを選出することが多かった。

+or+@1

対オオニューラ入り。エンテイでオオニューラを突破し、撒かれた毒菱をこちらのオオニューラで消すか、ブリジュラスで無効化して立ち回る。

(その他、相手の6体を見て通りの良さそうなポケモンを3体選出)

苦手な相手

ディンルー

序盤・中盤は数が少なかったため気にしていなかったが、最終日に増加しており、苦戦する試合が多かった。

毒テラス月の光ガチグマ
普通の欠伸型であればそこまで苦戦しなかったが、月の光持ちは厳しかった。隠密マントを持たれていると、パオジアンの氷柱怯みやエンテイの聖なる炎による火傷も完全ガードされてしまうため非常にきつい。
ハイパーボイスが無ければジャローダで見ることも可能だが、相手の型が割れてからでないと安全に動けないため後手に回りがち。

タケルライコ
イダイトウが明確に不利を取る上、一撃で倒すのがほぼ不可能なためかなり重かった。
こちらの構築に地面タイプがいないため、迅雷が全員に通ってしまうのも厳しい。

結果

メインロム TN:ブラック 最高160位 レート2072/最終1277位 レート1913

サブロム TN:邪神アバター 最高/最終613位 レート2000


(記念写真)

最後に

今期は久しぶりにレート2000を達成でき、最終日の夜に2ROM2000以上のところから潜り始めることができました。
深夜3時頃までは100位代後半〜300位辺りをキープ出来ていたのですが、そこから苦手なディンルーや瞑想ガチグマ入りの構築とマッチングすることが増え、4時辺りから技外しやプレミによる負けが多くなってしまい朝7時にメインロム4桁&サブロムギリギリ2000で撤退、という悔しい結果に終わってしまいました…。
ですが、これは目標としているレート2100と2桁を目指してひたすら潜った結果であるため、後悔はしていません。
シーズン16はシーズン14と15に比べて期間が長く、最終日の直前が土日なので最終日の夜までにもっと順位を上げておけるようペース管理をしっかりして取り組めるようにしたいと思います。
長くなりましたが、ここまで読んで頂きありがとうございました。