にわかポケ勢のメモ帳

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【SVシーズン9シングル使用構築】模倣どくびしラッシャドラン【最高レート1988/最終592位 レート1945】

はじめに

アローラ( •̀ᴗ•́ )/
今回は、SVシーズン9のランクバトル シングルバトルで使用した構築を紹介します。

前期はピクミン4をやっていたり、色違い集めをしていてシーズンの終盤潜るのをサボり、最終9000位くらいで終了してしまいましたが、今期はレート2000には行けなかったものの3桁は達成できたので書きました。

良かったら最後まで読んでいただければと思います。

↓こちらが使用した並びとなります。

構築経緯

①今期のランクバトルでは、レギュレーションDで解禁された中で個人的に性能がとても好みだと感じたポケモンであるオオニューラと、メジャーな物理アタッカーであるパオジアンや水ウーラオスに対してある程度受け出しが効き、非常に高い物理耐久を持つヘイラッシャの2体を使おうと元々思っていた。そこでロトポータルでシーズン8の記事を調べていたところ、もがみつさんの構築が非常に強そうに感じたため、レンタルパーティを使わせて頂きながら自分なりにアレンジをしていった。(ほぼ改悪)

【S8最終31位/レート2121】お祈り対面+サイクル運ゲー - mogamitu’s blog

↑今回参考にさせて頂いた、もがみつさんの構築記事のURLです。


②レンタルパーティで使用感がとても良かった襷オオニューラ残飯ヘイラッシャ妖テラスチョッキヒードラン飛行テラス鉢巻カイリューの4体はそのまま続投。

③残りの2枠は選出できた試合があまり多くなく、個人的に使いこなすのが自分の力量では難しいと感じた&全く同じ並びを使うことによる型読みを防止するため、他のポケモンや型を採用しようと考えた。以下が変更点。
・参考元ではブーストエナジー水テラス瞑想ハバタクカミだった枠を、フェアリーテラス眼鏡ハバタクカミに変更。
・受け崩しとして火炎玉+剣舞ガチグマが採用されていたが、見えないところからのゴーストテラスや飛行テラスで返り討ちに遭ったり、択外し等で中々技が通せない時があったため、受け崩し性能は落ちるものの、低速の補助技主体のポケモンを挑発+カタストロフィで削ったり、アタッカーとの殴り合いで強く戦えそうなフェアリーテラスオボンのみABディンルーを採用して、構築が完成した。
(ただ、元々の構築でもガチグマは見せポケとして採用されている面もあったようなので、この選択が正しかったかは非常に怪しい)

 

コンセプト

・初手でどくびしを撒いたり、アタッカーので数的有利をとった後、で受け回しながら詰めていく。
・技が通りやすそうな場合は、アタッカー2体+クッション1体等、柔軟な選出を心がける。
・ここぞという場面では、フェイタルクローや地割れで上振れを狙う。

 

個体紹介


オオニューラ@きあいのタスキ
テラスタイプ:ゴースト
特性:どくしゅ

性格:いじっぱり
実数値:155-200-81-x-100-172
努力値: A252 B4 S252
技:フェイタルクロー/インファイト/ねこだまし/どくびし

調整意図
AS:極振り
B:余り


毒菱撒き要員&襷アタッカー。猫騙し+毒手により、3割ではあるが1ターン相手に何もさせずに毒状態を付与したり、フェイタルクローによって有利不利の関係を1発でひっくり返す可能性を秘めている最凶のヒスイポケモン

状態異常の付与や上振れ要素のみでなく、攻撃や素早さの数値がとても高く、毒・格闘の攻撃範囲が優秀なため、単純なアタッカーとしても強力。

サーフゴーに何も出来ない点のみが痛いが、後述の他のポケモンで対面で殴ったり、ヒードランに退くことで対処していた。

ラスタルはそこまで頻繁に切らないものの、カイリューの神速を空かせるゴーストにした。
時々神速を空かす→フェイタルクローで無理矢理状態異常を付与して突破したり、既にノーマルテラスタルを切った相手のカイリューインファイトで返り討ちにできる試合もあったので正解だったと思う。

 


ヘイラッシャ@たべのこし
テラスタイプ:フェアリー
特性:てんねん
性格:わんぱく
実数値:257-120-183-x-86-55
努力値: H252 B252 D4
技:ゆきなだれ/じわれ/まもる/ねむる
調整意図
HB:特化
D:余り

 

物理受け。耐久値・特性・技全てが一般ポケモンの範疇を超えているナマズ

参考元の型をそのまま使用していたが、ゆきなだれによるカイリューランドロスへの安定する打点や、地割れによる強引な崩し、残飯+守るによる技の様子見と回復、眠るでの全回復と、全ての技が強く、構築の軸として、ヒードランと合わせてほとんどの試合で選出した。

電気テラスパオジアンやウーラオスに交代読みで電気技を撃たれても、こちらもテラスタルを切って眠るを押せば受け切ることができたので安定感もかなりあった。(零度パオジアンは気合いで避ける)

しかし、不利対面での身代わりやアンコールに非常に弱いため、技選択や交代を慎重に行わないといけないと感じる場面も多かった。

 

ヒードラン@とつげきチョッキ
テラスタイプ:フェアリー
特性:もらいび
性格:ひかえめ
実数値:191-99-127-190-127-113
努力値:H196 B4 C180 D4 S124
技:ふんえん/ヘビーボンバー/だいちのちから/テラバースト
調整意図
S:遅いカイリュー意識
C:マルチスケイルが剥がれたカイリューをフェアリーテラバーストでいい感じに倒せる程度
H:実数値16n-1調整
BD:余り
※この調整は、いろはさん(いろっちゃんねる)が動画で紹介していたものを使用させて頂きました。

 

特殊受け&特殊アタッカー。主にサーフゴー、ハバタクカミといった特殊アタッカーを受けつつ、特殊で殴る役割を担っていた。

ハバタクカミを押し潰すヘビーボンバー、ミラーに刺さる大地の力、フェアリー打点のテラバーストまでは確定。
炎技はもがみつさんの元記事やいろはさんの動画ではマグマストームを採用していたが、眼鏡サーフゴー等と殴り合った際に外してしまうと即負けに直結してしまうことがあったため、火力は下がるものの命中安定で火傷も狙える噴煙を採用。

単純にフェアリー打点を持つことや、炎鋼→フェアリーへの耐性変化によるメリットが非常に大きかったため、カイリューやディンルーを選出していない場合はこのポケモンにテラスタルを切る試合が多かった。
対面でもサイクルでも柔軟に戦えるので、今回使って個人的にかなり好きになったポケモン

 

カイリュー@こだわりハチマキ
テラスタイプ:ひこう
特性:マルチスケイル
性格:いじっぱり
実数値:167-204-115-108-120-132
努力値:H4 A252 S252
技:げきりん/テラバースト/じしん/しんそく
調整意図
AS:極振り&A特化
H:余り

 

ごく普通の鉢巻カイリューマルスケを盾に高火力で殴るというシンプルなポケモンだが、非常に強かった。

しかし、終盤は相手のランドロスやパオジアン、キョジオーンや裏に置く場合もステロに怯えてあまり選出できず、強力なポケモンである分相手にマークされていることも多いと感じた。

 

ハバタクカミ@こだわりメガネ
テラスタイプ:フェアリー
特性:こだいかっせい
性格:おくびょう
実数値:131-x-75-187-155-205
努力値:H4 C252 S252
技:ムーンフォース/シャドーボール/10まんボルト/ほろびのうた
調整意図
CS:極振り
H:余り

 

ごく普通の眼鏡カミ。高火力かつ技が一貫しやすく、有利対面で通りそうな技を押すだけで相手に大きな負荷をかけることができる試合が多く、こちらも単純だが強力なポケモンだと感じた。

技構成はメインウェポンのムーンフォースシャドーボール、飛行や水テラスを切った相手やヘイラッシャに刺さる10万ボルト、ラスト1枠にフワライドバトンやムラっけポケモン、アシパクエスパトラのようなギミック相手に抗うために滅びの歌を採用。滅びの歌は、単純に数的有利をとった後に相手がラスト1体の状況で使えば一気に勝利に近づくため、拘っているハバタクカミには入れ得な技だと個人的には思っている。

ブーストエナジーではないハバタクカミミラーでの素早さ勝負に負けるのが嫌で最速CSぶっぱの個体を使っていたが、物理耐久が非常に心許ないので耐久振りとは一長一短。
また、ヘイラッシャが身代わりを誘う関係上、音技であるハイパーボイスを入れても良さそうに感じる場面も多かった。

 

ディンルー@オボンのみ
テラスタイプ:フェアリー
特性:わざわいのうつわ
性格:いじっぱり
実数値:231-174-176-x-101-69
努力値:H4 A228 B244 D4 S28
技:じしん/カタストロフィ/テラバースト/ちょうはつ
調整意図
AB:ほぼ特化
S:ミラーや遅いポケモン意識
HD:余り
※この調整は、配信者のレブロンぽけさんが使用していたものを使わせていただきました。

 

対面での殴り合いに特化したアタッカー型のディンルー(通称レブロンディンルー?)。
相手の初手パオジアンやウーラオスを対面処理できるのみでなく、低速サイクルに対して挑発+カタストロフィで削りを入れたりと、起点作り型やチョッキ型ではどちらかしかできない仕事を両方こなせ、意外と柔軟な動きができて非常に使いやすかった。

アタッカー2体+クッションや、アタッカー3体の対面寄りの選出をする際の選出率はかなり高かった。

 

選出パターン

どれか1体++
オオニューラで状態異常を撒くか、カイリュー/ハバタクカミ/ディンルーのどれかで数的有利をとって裏のヘイラッシャ+ヒードランでサイクルを回す選出。大体はこのパターンで選出していた。

++@1
対面寄りの選出。オオニューラで荒らして裏のカイリューを通す。カイリューで数的有利を取れそうならヘイラッシャを選出してTODを狙う。取れそうでなければハバタクカミやヒードラン等を選出して対面で殴り勝つのを目指す。

結果

メインロム TN:ブラック 最高396位 レート1988/最終592位 レート1945

 

サブロム TN:邪神アバター 最高レート1895/最終4桁

 

(記念写真)

最後に

ひとまず、レギュレーションD環境で個人的な最低ラインの目標である最終3桁は達成できました。

レートの方も2000チャレンジのところまでは行けたのですが、その試合で選出をミスし、立ち回りもかなり雑になったせいかあっさり負けてしまい、そこからズルズルと溶けてしまいました…。
そこから3桁安全圏のところまでは上げたものの、最終日に仕事から帰った後あまり仮眠をとっておらず、その時点での時刻が午前5時頃で眠気に襲われ、これ以上潜るのは厳しいと判断して撤退しました。

まだこの環境でレート2000を達成できてないので、シーズン10は3桁ラインではなく、レート2000以上を目標に据えて取り組んでいこうと考えています。

また、10月からはレギュレーションE環境となり、DLCで解禁されるポケモンも使えるようになるので楽しみなところではありますが、自分の場合まずは目の前の環境に向き合うところからかなと思います。

長くなりましたが、ここまで読んでくださった方ありがとうございました。