アローラ( •̀ᴗ•́ )/(パクリ)
今回は、公式大会「レジェンド オブ ラウンド」で使用した構築の紹介となります。
大会本番の1週間前に、練習用の仲間大会に2度参加し、そこで試行錯誤を繰り返した後最終的に↓の並びを使用しました。
構築経緯
①まず、ダイマ権を使用せずに強力なアタッカーとなれるを採用。
②続いて、相手の積み技に対抗することができ、個人的に使いたいと思っていたを採用。
③仲間大会に参加した時に、ステロ+ダイマの並びが強いと感じた為、この2体を採用。
④もう一体ダイマエースを用意しようと考え、③と同じく仲間大会で当たった時に強いと感じた珠を採用。
⑤最後に、ダイマを切らなくてもある程度仕事ができ、相手の場を荒らしたり詰ませることができるポケモンを入れようと考えた。最初はコスモパワーやを採用しようと思っていたが、中々良い構成が思いつかなかった為、最終的に高耐久で麻痺を撒くことができ、幅広い特殊アタッカーを詰ませられるを採用して構築が完成した。
コンセプト
大きく分けて、2つの軸での勝ちパターンを用意した。
①で相手の場を乱し、ダイマで押し切る。(電磁波軸)
②初手ダイマで数的有利をとり、そのままで押し切る。あるいは、を突破出来ない状態にして詰ませる。(初手ダイマ軸)
また、このルールは出場可能なポケモンの火力が全体的に高く、受けに回るとそれだけで不利になると判断した為、不一致の半減タイプか無効タイプで受けられる場合を除いて極力交代ボタンを押さなくて済むように意識した。
個体紹介
ルギア@アッキのみ
特性:マルチスケイル
性格:おくびょう
実数値:213-x-151-110-174-178
努力値:H252 B4 S252
起点作り兼詰ませ要員。デブじゃない方のマルスケ。非常に耐久が高く、積み技を持たず電磁波が通る相手であればかなり多くのポケモンを起点にすることができる。
また、初手ダイマに対しても有効で、電磁波を外しさえしなければ電磁波→自己再生連打で相手のダイマターンを枯らすことも可能。対策していない相手にはルギア1体だけで降参を貰えることもあった。
イベルタルと対面した際はダイジェットから入ってくる相手ばかりだった為、電磁波→再生→再生で回復が追いつくことが多かった。
積みアタッカーや麻痺の通らないポケモン、マルスケを貫通できるゼクロムやキュレム等に不利をとってしまうが、それを差し引いても非常に使いやすいポケモンだった。今回のMVP。
グラードン@オボンのみ
特性:ひでり
性格:しんちょう
実数値:207-170-160-x-156-111
努力値:H252 D252 S4
技:じしん/がんせきふうじ/でんじは/ステルスロック
起点作り要員。欠伸出来ない代わりに麻痺を撒けるようになった超高級カバルドン。Dに振り切ることで雨下カイオーガの水技やホワイトキュレムの氷技を除けば殆どの攻撃を1回耐えることが出来る為、非常に動かしやすかった。
PTの中でホウオウに有効打のある数少ないポケモンである為、ホウオウ入りに対しては初手でステロを撒くことに拘らず、裏に置くことも度々あった。
ディアルガ@いのちのたま
特性:プレッシャー
性格:ひかえめ
実数値:206-x-140-222-120-112
努力値:H244 C252 S12
調整意図:Sを同族(無補正無振り90族)+2、残りほぼHC極振り
技:てっていこうせん/ときのほうこう/だいちのちから/ふぶき
ダイパリメイクの伏線火力・耐久・耐性・技範囲の全てが非常に優秀なダイマエース。技の通りが良さそうな相手には迷わず初手に出し、一気に負担を掛けていく。
技構成はメインウェポンの鉄蹄光線と時の咆哮は確定とし、残りの技はミラーやザシアン、メルメタル意識で大地の力、ランドロスやグラードンへの打点&襷を潰せる点を重視して吹雪を採用。
素の耐久値が高く、一撃で倒されることがまず無い。ホウオウ、ルギア、速いグラードン以外の多くの相手と互角以上に殴り合うことが出来た。
一方で、非ダイマ状態でまともに使える技が大地の力しかなく、ダイマが切れると非常に弱くなってしまうのがネック。
また、ドラゴン技と地面技は無効にできるタイプがある為、読みを当てないといけない場面も多々あった。(終盤はほぼ全部読み外してランドにダイアースを空かされました)
イベルタル@ラムのみ
特性:ダークオーラ
性格:おくびょう
実数値:201-135-115-183-119-166
努力値: C252 D4 S252
技:あくのはどう/デスウィング/ねっぷう/ふいうち
2体目のダイマエース兼マーシャドー&黒バド対策枠。構築の採用順としてはディアルガよりも先だったが、こちらの方が選出率は低め。
ラムのみを採用した理由は相手のルギア、グラードン、ジガルデ等に起点にされるのを防ぐ為。正直申し訳程度のものであり、あまり活きた場面は無かった。
ごく普通の型だが、不意打ちを使う機会が1度も無かった為多分追い風か挑発を入れた方が強い。
特性:テクニシャン
性格:いじっぱり
実数値:166-194-100-x-110-177
努力値:H4 A252 S252
技:シャドースチール/インファイト/れいとうパンチ/かげうち
個人的に今回1番使いたかったポケモン。仲間大会に参加した時は陽気最速の個体を使用していたが、微妙に火力が足りない場面が多かった為、意地っ張りで採用。襷マーシャドーミラーでは負けてしまうが、代わりにザシアン相手にシャドースチール+影打ちで殴り勝てることが増え、2発で倒せる範囲が広がったので正解だったと思う。
サブウェポンは冷凍パンチを採用したが、構築単位でホウオウが非常に重くなってしまったので岩石封じを入れるべきだった。
ザシアン(けんのおう)@くちたけん
特性:ふとうのけん
性格:ようき
実数値:199-191-135-x-135-220
努力値:H252 A4 S252
技:きょじゅうざん/じゃれつく/インファイト/ワイルドボルト
非ダイマアタッカー最強の犬。正直今回のルールで採用しない理由はほぼ無いと思っている。技構成は悩んだが、剣舞は積む隙が無さそうなのと、身代わりも安定して貼れそうな場面が少なそうだったので火力・範囲を重視してフルアタにした。
HSにした理由はマーシャドー意識。スカーフ持ち相手だとどの道じゃれつくを選択しないと負けてしまうが、襷相手なら勝てる。火力と耐久を両立できるので使いやすかった。ただ、この振り方だとカイオーガのスカーフ雨潮吹きを耐えられない(1敗)
主な選出パターン
①++
1番多かった選出。初手ダイマディアルガで負担をかけ、残った相手をザシアン+マーシャドーの対面性能に任せて掃除する。
②++
ダイマディアルガで荒らした後、ルギアの電磁波+瞑想+再生で粘り、詰み状態に持ち込む。
③++or
グラードンでステロと麻痺を撒き、場を整えてからイベルタルで全抜き狙い。
苦手な相手
(ダイマアタッカーのみ)
全体的に技が通りにくく、ダイアースで耐久も上げてくる為戦いづらい。ただ、ディアルガが上をとってくれればなんとかなる。
数は少なかったが、かなり苦戦した。耐久が高く、麻痺を好き放題撒かれるので苦しい。
無理。マッチングしない、もしくは選出されないことで対策とした。相手が雑に切ってくれればグラードンでなんとかなるが、温存されて終盤にダイマを切られるとほぼ勝てない。
正直ザシアンに強く出られるとはいえ、ホウオウがここまで多いと思っていなかった。考察力が絶望的に足りてない。
結果
TN:ブラック 最高1737 最終1712・115位
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。
公式大会で初めて最終1700越え+最終200位以内に入ることが出来たので、この結果にはまあまあ満足しています。
ただ、1737で止めておけば2桁順位で終われたのと、負けた試合の敗因がプレミや知識不足によるものが多かったので、正直悔しい気持ちも大きいです。
公式大会自体は開催期間が3日間で気軽に潜れるので、また機会があれば挑戦したいと思ってます。
あとそろそろ8世代のランクマで1回くらいはレート2000乗せたいですね…。
長くなりましたがこの辺で失礼します。
それではまた!