久しぶり(サンムーン以来4年ぶり)の更新となります。
レート2000は達成出来なかったものの、個人的にはなかなかの順位で終わることができたので今期使用した構築を紹介します。
今期はシーズン中盤辺りから潜り始め、色々試した後最終的に↓の並びを使用していました。
構築経緯
①始めに禁伝枠として、性能、見た目共に最も自分好みだと感じたを軸にすることを決め、前期や前々期に結果を残していたカイオーガ軸の構築記事をぽけふぁんで読み漁りながら構築を組み始めた。
②受けポケモンとして、採用率の高い禁伝枠であると、それと同時に採用されることの多いや、幅広い構築に採用されている等の一般物理アタッカーとある程度撃ち合える怪電波持ちのHBゴツメを採用。
③相手のやその他色々な相手に通しやすい技を持ち、怯みによる上振れも狙うことができるスカーフを採用。
④サイクル構築よりも対面構築の方が個人的に好みなので、タイマン性能の非常に高い一般ポケモンである襷、珠を採用。
⑤最後に、受けを崩す枠を1枠用意した。最終日前日まではを使用していたが、思うように使うのが難しく感じた為、がいる場合崩すのが難しくなるものの、代わりに受けのみでなく欠伸展開を起点に全抜きを狙える強力なダイマエースとなれるラムを採用して構築が完成した。
コンセプト
タイマン性能の高いで場を荒らし、のダイマで詰めることを狙う。
個体紹介
特性:あめふらし
性格:ひかえめ
実数値:197-x-110-221-160-122
努力値:H172 C244 S92
技:しおふき/ねっとう/れいとうビーム/かみなり
調整意図:Sを無振りサンダー+2、Cをほぼ全振り、残りH
禁伝枠&最強の特殊アタッカー&絶対的ダイマエース。ラッキーやハピナス、ヌケニン、水地面の貯水持ちに簡単に止められるという致命的かつ明確な弱点はあるものの、並の耐久で水技が等倍の相手であればタイプ一致の雨+潮吹き、雨+ダイストリーム(威力150)の凄まじい火力により大半のポケモンを押し流すことができる。
環境初期に色々試していた時はスカーフで使用していたが、撃ち分けができない点が不便なのと、ダイマ適性が若干微妙に感じた為、途中からチョッキで使用した。
桁外れの特殊耐久を活かすことで、ダイマを切った状態ならサンダーや黒バドレックスに殴り勝つこともできて非常に使い勝手が良かった。
前述の弱点も、相手の選出をある程度絞ることができるという点では役立った。(自分が禁伝枠を選出しづらくなるのはかなり不利ではあるが…)
サンダー@ゴツゴツメット
特性:せいでんき
性格:ずぶとい
実数値:197-x-150-145-110-121
努力値:H252 B252 S4
技:ほうでん/ぼうふう/かいでんぱ/はねやすめ
ごく普通の物理受けサンダー。 物理アタッカーの多い相手やザシアン軸には大体出していた。また、ラプラス、ディアルガ等低速の特殊アタッカーに対しては対面から怪電波→羽休めで粘ってダイマを枯らしたりしていた。
強力なポケモンだとは思うが、静電気の発動や怪電波→羽休めで粘っている時の急所への被弾など、常に運が付き纏うのとかなりメタられている影響で終盤はほぼ見せポケと化してしまっていた。
特性:ごりむちゅう
性格:ようき
実数値:181-192-75-x-75-161
努力値:H4 A252 S252
一般高速物理アタッカー①。低速のサイクルパ相手や、技の通りが良いと判断した場合に選出していた。
技構成は一致技の氷柱落とし、命中安定のフレドラ、同じく命中安定の地震、ラスト1枠はシーズン中盤で何故かやたらホウオウ入りとマッチングすることが多かった為岩雪崩を採用。
受け出してきたホウオウに対してダイロックを撃ち、無理やり突破する動きが2回だけ決まったが恐らく鬱憤ばらし等他の技を入れた方が良かったかも。
火力が高く、怯みによる上振れも狙える頼もしいポケモンではあるが、肝心な時に限って氷柱落としを外すのがネック。
特性:リベロ
性格:いじっぱり
実数値:155-184-95-x-96-171
努力値: A252 D4 S252
技:かえんボール/とびひざげり/ダストシュート/ふいうち
一般高速物理アタッカー②。困ったらまずこいつを初手に投げていた。襷を盾に2回以上殴って裏のダイマエース圏内に入れるのが基本的な動き。
技構成は専用技の火炎ボール、高火力で貴重な格闘打点の飛び膝蹴り、タイマン性能を底上げでき、環境に多い黒バドレックスに有効な不意打ち、ラスト1枠にレヒレやゼルネアス等を返り討ちにできるダストシュートを採用。火炎ボールはカイオーガの雨と非常に相性が悪いが、初手に投げればそこまで気にならない。
ダイマを切った際に強力な飛び跳ねる、受け回しに強くなれる思念の頭突きも欲しかったが技スペが足りない。
命中不安技ばかりなのと、リベロの演出でタイプが変わる時に謎の間があるせいで終盤は毎回ヒヤヒヤしながら技ボタンを押していたが、ここぞという場面ではしっかりと当ててくれた。
ミミッキュ@いのちのたま
特性:ばけのかわ
性格:ようき
実数値:131-142-100-x-125-162
努力値:H4 A252 S252
高速物理アタッカー③。対面性能の塊。雑に使って雑に強いポケモンだった。
今まで裏に置いて相手の積みエースに対するストッパーや終盤の掃除役として使うことが多かったが、初手に出して殴っていっても意外と強かった(小並)
ランドロス(れいじゅうフォルム)@ラムのみ
特性:いかく
性格:ようき
実数値:165-197-110-x-100-157
努力値:H4 A252 S252
構築の最後に入ってきたポケモンであり、裏のダイマエース。カイオーガが選出できない場合に裏に置いておき、相手の受けポケモンと対面した際にラムを盾に起点にして剣舞→ダイジェットで全員薙ぎ倒すのを狙う。
単純にカイオーガとの相性が良く、カイオーガメタで選出されたラッキーやゴリランダー等を起点にしてイージーウィンを拾える試合も多かった為、このポケモンを入れたことで最終日大きく順位を上げることができた。個人的MVP。
選出パターン
多かったものだけ。
++or
or++or
初手で殴り負けそうな場合はサンダーに退き、タイミングを見てダイマで押し切る。
or+or+
初手ダイマカイオーガorランドロスで一気に火力を押し付け、残り2体で逃げ切る。
苦手な相手
エースバーン、ミミッキュ、ヒヒダルマ全員が打ち負けてしまう為非常にキツい相手。選出画面では判別できない上、サンダーに退いてもエッジ持ちだと無理。
最終日こいつに3連敗した時点で潜るのをやめました。
個体数は少ないがどちらも無理。カイオーガ、ランドロス両方とも打ち負ける上に、ミミッキュの化けの皮も貫通してくる天敵。エースバーンでうまく削るしかない。
+ランドで崩せない物理受け
思うようにダイマエースが通せない為非常に相性が悪い。相手がプレミすることを祈るしかない。
結果
TN:ブラック 最高129位/レート195xくらい 最終272位/レート1920
(最終日の途中更新で184位レート1942だったので、最高レートはそこから推定した値です)
最後に
USUMでレート2000を達成できず、剣盾でも最終4桁や5桁ばかりでパッとしない成績ばかりでしたが、ようやく納得のいく結果を残せたので少しだけ安心しています。
仕事やリアルの都合もあり、5月は最終日が休みではないのでガッツリ潜れるか微妙なところですが、今後余裕があればまた頑張っていきたいと思います。
長くなりましたがここまで読んでくださった皆様ありがとうございました。
またいつか。