はじめに
アローラ( •̀ᴗ•́ )/
今回は、公式大会「ピカチュウ対戦チュウ!」で使用した構築の紹介となります。
開催されたのが8月12日から3日間とだいぶ前ですが、ゲーフリが公式大会の結果の集計をサボっていた為、結果が出てから記事を書こうとしたら1ヶ月近く経ってしまいました。
せめてWCS終わったあたりで集計して欲しかった…。
今回は↓の並びを使用しました。
大会概要
だいぶ前に開催された為、どのようなルールか分からない方もいるかもしれないのでざっくり説明すると、
ピチュー、ピカチュウ、ライチュウしか参加出来ない見せ合いアリ3VS3のシングルバトルです。
また、同種族は1体までしか採用できないので、原種ライチュウとアローラライチュウを同じPTに採用したり、ピカチュウを3体採用する、といったことはできません。
そのため、基本的には特定の種族限定の3350シングルといった感じになります。
構築経緯
①まず、この大会は地面技(穴を掘る)の通りが非常に良く、初手ダイマしてダイアースで押していくのが強いと考えた。当初は原種ライチュウを採用しようと思っていたが、練習用の仲間大会や配信等で色々情報を集めているうちに「こちらのピカチュウで相手のライチュウを倒し、詰めていければ強いのでは?」と思い、耐久振り電気玉ピカチュウを採用。
②続いて、ライチュウ枠について。
基本的にピカチュウにダイマを切る関係上、ダイマを切らずに戦いやすく、お互いダイマを切り終わった場合の詰ませ性能の高い残飯瞑想アローラライチュウを採用。
③最後に、起点作り用の甘える、相手のダイマターンを枯らせるこらえるを搭載した襷ピチューを採用して、構築が完成した。
コンセプト
初手ダイマピカチュウで数的有利をとり、あわよくば相手にもダイマを切らせる。
相手が疲弊してきたところで、後続のアローラライチュウで詰めていくのが理想。
個体紹介
特性:ひらいしん
性格:ようき
実数値:95-92-36-x-55-123
努力値:A252 D4 S252
技:ねこだまし/じゃれつく/こらえる/あまえる
調整意図
AS:極振り
ピチュー枠。起点作り&クッションとしての役割がメイン。技構成は、襷潰し用のねこだまし、こちらの残HPに関わらず一定の火力を出せるじゃれつく、起点作り用の甘える、ダイマターン枯らし用のこらえるの4つを採用。
リフレクターでなく甘えるを採用している理由としては、相手のピカチュウや原種ライチュウの瓦割り対策のため。リフレクターの場合は割られた時点で効果が無くなってしまうが、甘えるであればピチューがそのまま落とされても効果が持続し、後述するライチュウで瞑想を積みやすくなるので、使い勝手がとても良かった。
強いて言えばねこだましを撃つ機会がそこまで多くなかったので、光の壁やアンコールを入れて起点作りに特化しても良かったかもしれない。
特性:ひらいしん
性格:わんぱく
実数値:124-80-101-x-71-124
努力値:H108 A36 B252 D4 S108
技:あなをほる/メガトンキック/フェイント/こうそくいどう
調整意図
HB:陽気ASでんきだまピカチュウのダイアース確定耐え
AD:余り
S:最速ピチュー抜き
※この調整は自分で考えたものではなく、配信者のエメラル・D・ロイさんが大会本番前に考察していたものをそのまま使わせていただきました。
↓YouTubeチャンネルのリンクです(掲載許可頂きました。ありがとうございます!)
ピカチュウ枠。ダイマ要員として毎試合初手で選出。HBに努力値を多く割いて電気玉を持たせることにより、火力と耐久を両立した非常にダイマ適性の高いポケモンとなった。
攻撃技は参加可能なポケモン全てに刺さる穴を掘る、ダイアタックにすることで相手のSを下げつつ大ダメージを与えられるメガトンキック、ダイマが切れた後に少しでもダメージを稼ぐため、優先度の高い先制技であるフェイントを採用。
ラスト1枠は高速移動を採用したが、お互いダイマが切れた際に相手の穴を掘る読みで使い、行動順を逆転させたりと面白い動きができた。また、お互いが1ターン目にダイマした際にダイウォールとしても使える。
初手ピカチュウに対しては急所以外ほぼ1発は耐えられる為、即決でダイアースを毎試合撃っていたが、輝石持ちでない限り一方的に殴り勝てたのでこれで良かったと思う。
ライチュウに対してもダイアタック(→ダイウォール)→ダイアースと動くことで落とせることが多いが、シュカのみ持ちも一定数いたためダイアタックを2発撃ったり等、時々撃つ技を変えていた。(大体勘)
2ターン目にピチューに即引きされ、こらえるでダイマターンを枯らされる立ち回りをされた時がややキツかったが、それ以外は大活躍してくれた。
見た目が好きでキョダイ個体を使用していたが、輝石でないことが一発でバレるので、細部にこだわるなら通常個体を使うべきだったかもしれない。(進化できない個体=輝石が適用されないため)
特性:サーフテール
性格:おくびょう
実数値:167-x-70-116-105-178
努力値: H252 C4 S252
技:サイコショック/めいそう/みがわり/あまえる
調整意図
HS:極振り
C:余り
ライチュウ枠。ピカチュウのダイマで落としきれなかった相手を見る枠として採用。相手が原種ライチュウを採用している場合は、ピチューや自身の甘えるから展開して身代わり→瞑想で詰めていくのが基本的な動き。
また、相手がアロライを採用している場合は、先に積まれてしまうと挽回が難しいため、相手のライチュウに合わせて即出しし、瞑想を積んでいく立ち回りをしていた。
ピカチュウ系統は物理耐久が低く、アロライミラーでお互いが瞑想を積み合う状況になった際に有利になれると思い、攻撃技はサイコショックを採用。
中々強いポケモンだったが、Hにしか耐久を振っていないため相手のダイアースをまともに耐えられず、アロライミラーで相手がBを上げてくる型(アッキのみ+願い事、ダイスチルでのB上昇等)だとほぼ勝てなくなってしまうのが少し辛かった。
選出パターン
初手→後続
全試合このパターン。初手ダイマピカチュウで圧力をかけ、倒せなかった相手は甘えるで起点にして瞑想アロライで詰めていく。
苦手だった相手
あまりマッチングはしなかったが、上位の人に多く採用されていたエレキネット持ちがこちらのアロライのSを下げることができ、ミラーに負ける確率が上がってしまうため辛かった。
また、風船ピチューに1試合だけダイアースを透かされて惨敗しました。
個体紹介の項でも書いたが、物理耐久を上げてくるアッキのみ持ちやダイスチル持ちが非常にキツかった。また、こちらのアロライの積み技を瞑想にしている関係で、相手が悪巧み&サイコショックを採用している場合ダメージレースで不利になってしまう。
最高レートに到達した時点でまだ10試合ほど残っていたが、上記のアロライたちに勝ち越せるビジョンが見えなかったため撤退した。
結果
TN:ブラック 最高・最終1721/ 57位
最後に
公式大会でずっと目標としていた最終2桁を初めて達成することができて本当に嬉しいです!!
これに満足せず、今後さらに良い結果を残せるように努めていきたいです。
シリーズ13のランクマはまだ潜れていませんが、以前開催されたレジェンド オブ ラウンドと似たような感じで楽しそうなので、時間があれば頑張ろうと思います。
まだ早いかもしれませんが、9世代でもぼちぼちやっていく予定なのでよろしくお願いします。
ここまで読んで頂きありがとうございました。