今シーズンの終盤に2ROMで使用した構築です。
自身初の2ROM2000を達成出来ましたが、最高レートは2006、最終レートは2005、最終順位は865位と、レートが全体的にインフレしていたにも関わらず最高レートの更新すら出来ず、あまり良い結果は残せませんでした。
本ロムは最高2006までは順調に上がりましたが最終日に潜った時1戦目に250下に実力負けした後盛大に溶かしました(最終1800前半くらい)。そのまま萎えて潜るのをやめてしまったのでサブロムは2005で保存してしまいました。
PGLの画像はサブロムのものです。
コンセプト
前期と同様、1番長く使用しているメガシンカ枠であるメガガルーラから構築を組み始め、チョッキランドロス、テッカグヤを採用することで、対面構築寄り、サイクル寄り両方の選出・戦術を可能にすることを目指した。また、メガゲンガーに催眠、ランドロスに地割れを採用することで、相手の受けを運次第ではあるが強引に崩壊させることができるようにした。
個別解説
ガルーラ@ガルーラナイト
性格:ようき
特性:きもったま→おやこあい
努力値:AS252/H4
実数値:181-147(177)-100(120)-x-100(120)-156(167)
※( )の中の数字はメガシンカ後の値
スタンダードな猫捨て身ガルーラ。主にテテフ、ミミッキュ、ガブ等を見るためにこの型を採用した。6世代の頃と同様ストッパーやアタッカーとしてかなり強力なポケモンであると感じたが、耐久振りのマンダ等に強引に起点にされて全抜きされる、という事態に陥ることも多々あった。また、地震を打つ機会がドランやグロスと対面した時くらいしか無かった為、ナットレイやカグヤに通る炎のパンチ、起点回避出来る岩石封じ等が欲しい場面も多かった。
性格:いじっぱり
特性:いかく
努力値:H244/A44/B4/D188/S28
実数値:195-188-111-x-124-115
技:じしん/がんせきふうじ/とんぼがえり/じわれ
コケコ、テテフ、リザードン、ウルガモス等に隙を見せないようにする為このポケモンを採用。主に特殊アタッカーや地面タイプにに受け出ししてから蜻蛉、岩石封じ等で様子を見つつ、後述のカグヤと組み合わせてサイクルを回していく。裏にカバルドン、ポリゴン2等の高耐久のポケモンが居そうな場合や、受けループとマッチングした時、バトン展開が予想できていた時等は交換読みで地割れを撃つこともあった。あまり過信しない方が良いのは確かではあるが、当たれば非常に強力であり、一気に相手の戦術を崩壊させることができる為ここぞという場面では重宝した。
・調整
耐久はリザYのオバヒ確定2、テテフのサイコフィールド込みサイキネ確定3。
火力は地震でガブを確定2、Sは岩封1回で最速ウツロイド抜き。
ゲンガー@ゲンガナイト
性格:おくびょう
特性:のろわれボディ→かげふみ
努力値:CS252/B4
実数値: 135-x-81(101)-182(222)-95(115)-178(200)
※( )の中はメガシンカ後の値
技:たたりめ/ヘドロばくだん/みがわり/さいみんじゅつ
苦手な相手にも最後までチャンスを残すことができ、相手に厄介なサイクルを回させず、尚且つ強引に全抜きを狙えるこのポケモンを2枚目のメガシンカ枠として採用。催眠は非常にギャンブル性の高い技ではあるが、高耐久低火力のポケモンの前で出せば何度も撃つことができ、ブルルドヒドイデ等の火力のあまり無いサイクル戦術に対してはかなり有効でイージーウィン出来た試合もあった。が、レヒレ、コケコ等が相手のPTにいる場合、これら2体にタイプ上は有利であるが本来の役割を果たせなくなってしまう為、終盤にPT全体で重いレヒレ+ナット選出の相手と何度かマッチングした際苦戦を強いられた。
バシャーモ@イワZ
性格:いじっぱり
特性:かそく
努力値:AS252/D4
実数値:155-189-90-x-91-132
このPT唯一のZ枠。カグヤとランドでサイクルを回し、相手が消耗したところでこのポケモンを出し全抜きを狙う。
相手のPTにギャラドス、オニシズクモ、リザードン等がいる場合、岩Zで不意を突いて突破しイージーウィンできることが多かった。
しかし、レヒレ+ナットを見れる草Zや、ガブ、ランド、マンダ等に刺さるめざ氷が欲しいと感じた場面も多く、このPTに最も合う構成を最後まで見つけることが出来なかった。
テッカグヤ@たべのこし
性格:しんちょう
特性:ビーストブースト
努力値:H244/A20/B92/D148/S4
実数値:203-124-135-x-154-82
技:ヘビーボンバー/やどりぎのタネ/まもる/みがわり
前期と全く同じ個体を使用。前期と異なり、馬車、リザX、ガモス等、圧倒的に不利で積み技を使えるポケモンが一気に増加した為、これらと対面してしまった時交換読みで宿り木を当てることができないと厳しい場面が多いと感じた。 とはいえ、やどみがが決まれば相手を削り続けることができ、前述のランドと組み合わせて安定したサイクルを回すことができる試合も多かった。
ミミッキュに安易に受け出しすると呪いを撃たれて削られてしまったり、交換読み剣舞→ゴーストZで突破されてしまうことも有った為、油断しないようにしなければいけないと思った。
性格:おくびょう
特性:サイコメイカー
努力値:CS252/B4
実数値:145-x-96-182-135-161
技:サイコキネシス/サイコショック/ムーンフォース/10まんボルト
終盤ほとんど選出させてあげられなかったが、選出できた試合ではフィニッシャーとして活躍してくれた。ショックとキネシスを両立させたが正直これが役立った場面はあまり無い。めざ炎、気合玉辺りを入れて範囲を広げるべきだった気がする。
PT全体でガモス、マンダ、リザ等が重い為、この枠はこれらを対策出来る他のポケモンでも良さそうな気がする。
基本選出
oror++
++
この選出が殆どだった。
重かったポケモン、並び
ミストフィールドで催眠を無効化される上、2体に一貫して且つ負担を掛けられる技がランドの地震くらいしか無い為キツかった。
・呪い痛み分けミミッキュ
カグヤで受ける際に呪いを受けると、本来の処理ルートを1つ潰されてしまう為厳しい。
・Sを上げた霊獣ボルトロス
あまり多くは無かったが、こちらのほぼ全員がレボルトの攻撃1〜2発で突破される危険性がある。また、ランド+カグヤのサイクルが安定しなくなってしまう為、高速移動を使われたり加速バトンを引き継がれてしまうとほぼ負けが確定してしまう。
・耐久振りの身代わり持ちメガボーマンダ
身代わり残された状態で竜舞積まれたらほぼ負けです対戦ありがとうございました
・身代わり持ちメガギャラドス
同上
最後に
最終レート2000超えの人が1000人以上という稀に見るレベルのインフレシーズンだったにもかかわらず、インフレの波に乗ることが出来ず、2100を狙うどころか最高レートの更新すらできなかったのがとても悔しいです。今更ですがメインロムが1900切った時点でサブロムを溶かす覚悟で動かすべきだったのかなと後悔しています。己の心の弱さを痛感しました。
それ以外にも連敗している時は選出ミス、プレミがいつも以上に多かったり、戦況が不利になった時にヤケになって運に頼って自滅したりする事が多かったのでこの辺りを含めて今期は全然駄目でした・・・
使った構築自体はメガゲンガー+カグヤランドの使い勝手が良かったと感じた為、今後更に改良してより良いものを組めるようにしていきたいと思いました。
シーズン3ではメガクチート、メガスピアーが解禁されるということで環境が若干変わるかもしれませんが、来期こそ満足する結果を残せるように努めていきたいと思います。
ここまで読んでくださった皆様ありがとうございました。また、マッチングした皆様対戦ありがとうございました。