にわかポケ勢のメモ帳

ポケモン(主にシングル・公式大会)メインです

【ORASシーズン14 シングル 使用構築】チョッキドリュウズ入りボルトゴーリメタモン【最高/最終2000】

はじめに

まずはシーズン14、お疲れ様でした。

今シーズンは前期と比べ、全体的にレートがややインフレしていたように感じます。

そんな中私も今期初めてレート2000を達成する事ができたため、構築記事を書こうと思いました。

※この構築記事には威張る、ムラっけといった運ゲ要素が非常に多く含まれています。苦手な方はブラウザバックを推奨します。

今回使用した構築はこちら↓

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・・・選出段階の時点で戦う気を削がれてしまう方も多くいらっしゃるのでは無いでしょうか。

そう、今回使用した構築は 【ボルトゴーリメタモン】軸のPTです。

ボルトロスもしくはクレッフィの電磁波+威張るで起点を作り、死に出しからメタモンメガガルーラを出していく事によって全抜きを狙っていく構築となっています。

私はシーズン終了2週間前くらいの時期になかなかレートを上げることができず、レートリセットを行ってしまい、その後もレートを上げるのに苦戦していたのですが、1700後半辺りからこの構築を使い始めたところ良いペースでレートが上がっていき、最終日の前日に念願のシングルレート2000を達成する事ができました。

2000達成した時点で潜るのをやめてしまったため、最高レート・最終レートともに2000となっています。

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個別解説に移ります。

個別解説

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化身ボルトロス@ラムのみ

性格:ずぶとい

特性:いたずらごころ

実数値:H184-x-B133-C145-D100-S134

技:10まんボルト/くさむすび/いばる/でんじは

相手に化身ボルトロスがいる場合、地面タイプがいない場合、物理アタッカーが多い場合などに先発に出していき、威張るや電磁波による起点作りをしていくのが仕事。こういった構築に入るボルトは穏やか、もしくは臆病が多い印象がありますが、今回は図太いHBベースの個体を採用しました。(穏やかボルトを持っていなかったため)

もう一体の起点作り要員であるクレッフィを穏やかHDベースの型にし、こちらを図太いHBベースにした事により幅広い相手の攻撃を耐えつつ、麻痺や混乱を撒けるチャンスが増えたので結果的にこれで良かった気はします。

ラムを持たせる事により、PT単位で重いカバルドンラグラージによる欠伸ステロ展開を草結びと合わせて阻止したり、 レパルガッサのレパルダスに上から胞子を撃たれて眠らされても即起きして電磁波を撃つ事が出来ます。また、害悪パミラーで相手のボルトに先に威張るを撃たれても回復してから後攻で威張るを撃ち、相手のみが混乱している状況を作り出せるため、有利な運ゲーを仕掛ける事もできるので非常に便利でした。

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クレッフィ@オッカのみ

性格:おだやか

特性:いたずらごころ

実数値:H161-x-B115-C100-D152-S95

技:イカサマ/でんじふゆう/いばる/でんじは

HDベースのもう一体の起点作り要員。相手のPTに霊獣ボルトロスや地面タイプ(主にマンムーランドロスガブリアス)がいる場合、こちらの起点作り要員2匹にかなり刺さっているので、必ずと言って良いほどそれらのポケモンが選出されるため、対策としてこのポケモンを採用しました。電磁浮遊により地面技を無効化された相手は、有効打の無い技で殴り続けるか後続に引くかの択を迫られます。その隙に威張るや電磁波を撒き、裏のポケモンでの全抜き体制を整えていきます。

持ち物のオッカの実と前述の電磁浮遊のおかげで一撃で落とされにくいポケモンであり、ボルトロス以上に起点作り要員としては優秀なのではないかと感じました。

害悪対策に用いられるラム持ちのウルガモスに対しても炎技を1回耐える事ができるので電磁波や威張るを2回撒くことができます。

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メタモン@きあいのタスキ

性格:せっかち

特性:かわりもの

実数値:H155-A55-B51-x-D85-S74(非理想個体)

技:へんしん/なし/なし/なし

このPTの要。努力値はHDぶっぱ(主にダウンロード対策)。ボルトロスクレッフィで物理アタッカーに電磁波、威張るを撃った後このポケモンで相手の物理アタッカーをコピーし、一気に攻めていくのが理想的な立ち回り。特にこれといって説明する事はありませんが、襷を持たせることによって万が一同速ゲーに負けても1回くらいは行動出来るようになっています。相手の1体目をノーダメージの状態で倒せれば、2タテ、3タテしてくれる事も多く、起点を作った状態で出すメタモンは本当に強いポケモンである事を実感しました。特にめざパは意識してなかったのですが、そのせいで負けた試合が2試合くらいあったので、用意出来るならば必ずめざパ岩か氷の個体を使いましょう。

(余談ですが今回使った個体は同速ゲーで勝ってくれる事がかなり多かった。偉い)

 

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ガルーラ@ガルーラナイト

性格:ようき

特性:きもったま→おやこあい

実数値:H181-A147-B100-x-D100-S156

メガシンカ後:H181-A177-B120-x-D120-S167

技:すてみタックル/いわなだれ/グロウパンチ/ふいうち

誰もが認める第6世代最強のメガシンカポケモンボルトロスクレッフィで相手を消耗させた後、このポケモンメタモンを出し一気に相手のPTを崩していくのが理想的な立ち回り。こういった構築のガルーラは耐久に厚くして秘密の力で起点を作る型が多いですが、今回はようきASぶっぱのアタッカー型を採用しました。このPTは全体的に相手のガルーラが重く、それならばガルーラミラーで少しでも勝てる可能性を高くした方が良いのではないかと思ったためです。 岩雪崩が非常に便利で、有利対面からグロパン→岩雪崩連打でクレセリアスイクンといった高耐久のポケモンも運次第で強行突破できるのは本当に強いと感じました。秘密ガルーラに採用されやすい身代わりを警戒され、ラス1対面で相手のバシャーモが守らずに突っ張ってきたりする事もあり、そのおかげで勝ちを拾うことが出来た試合も何試合かありました。

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オニゴーリ@たべのこし

性格:おくびょう

特性:ムラっけ

実数値:H177-x-B105-C101-D106-S145

技:こおりのいぶき/ぜったいれいど/まもる/みがわり

 運ゲーの神。努力値配分はHを回復効率のよくなる16n+1調整、Sをぶっぱ。残りを耐久へ。主に受けループやクチート入りなど、相手のPTに低速〜中速のポケモンが多い場合、もしくは相手もボルトゴーリ主体のPTの場合のみ出していきます。ムラっけで回避が上がったり、零度が当たりさえすれば非常に強いポケモンであるとは感じましたが、使うのも相手に使われるのも苦手なポケモンです・・・。

結局のところあんまり選出はできませんでした。

仕方のない事ですがこのポケモンを出した瞬間相手がTODを仕掛けてくる事も多かったです。(選出しなくても何回かTOD仕掛けられました)

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ドリュウズ@とつげきチョッキ

性格:いじっぱり

特性:かたやぶり

実数値:H186-A205-B80-x-D85-S140

技:じしん/がんせきふうじ/アイアンヘッド/つのドリル

相棒枠。元々別のPTでスカーフを持たせて使っていたため特に調整はせずASぶっぱ。こういったPTの性質上、ハイボ持ちのポケモンがかなりの確率で選出されます。そこで、ハイボ持ちで採用率の高いニンフィアメガサーナイト、またPT単位で少し重いヒートロトムウォッシュロトムに強いこのポケモンを採用しました。

あまり選出はしませんでしたが、出した試合は高火力の地震やアイへで相手に圧力をかけたり、オニゴーリと合わせてつのドリルで受けループを崩壊させたりとかなりの活躍を見せてくれました。ただこういったPTの性質上ガブリアスやガルーラのように苦手な相手が出てきた時の引き先が居ないので、このポケモンを採用するならクレッフィクレセリア等の高耐久ポケモンに変更するともっと幅広いPTに選出出来るようになり使いやすくなるのではないか、と思いました(試す時間がなかった)

選出パターン(一例)

対面厨パ(所謂結論パ)相手の場合→ボルトロスメタモンガルーラ

相手のガルーラ、バシャーモファイアローガブリアス辺りをメタモンでコピー出来れば勝利は近いが勝てるかどうかはやや運が絡む。

マンダマンムー軸相手の場合→クレッフィメタモンガルーラ

マンムー地震を電磁浮遊で避け、威張るを撒きながら立ち回る。マンムーをコピー出来ればかなり有利に戦える事が多かった。

雨パ相手の場合→ボルトロスorクレッフィメタモンガルーラ

トノラグの場合はボルトロス、トノグドラの場合はクレッフィから入る。草結びをラグラージに当てれば大体勝てる

積みサイクル相手の場合→ボルトロスメタモンガルーラ

相手が積んできてもメタモンでコピーすれば逆転出来る

受けループ相手の場合→オニゴーリドリュウズガルーラ

相手のグライオンに身代わり展開されると面倒なのでオニゴーリから入り、零度が当たるように祈る。万が一オニゴーリがやられてもガルーラのグロ雪崩でかなりの確率で勝てるので有利

バンドリマンダ相手の場合→クレッフィメタモンガルーラ

相手のドリュウズ地震を電磁浮遊で避け、威張るを撒きながら立ち回る。基本的には有利

ボルトゴーリ相手の場合→ボルトロスオニゴーリガルーラorドリュウズ

ボルトロスの威張るで相手のボルトロスを先に倒してオニゴーリで起点を作れば大体勝てるがボルトで相手のボルトを倒せないと大体負ける

重い相手、苦手な相手

挑発持ち化身ボルトロスエルフーン→こちらの威張るより先に挑発を撃たれるとPTのコンセプトが崩壊してしまうため後手に回ってしまう。

残飯ナットレイヒードランボルトロスクレッフィ共に有効打が無く、メタモンでコピーしても火力が無い場合が多いので厳しい。ヒードランはガルーラで起点にすればいいが火傷、毒を受けやすいのが不安要素。

サーナイト→挑発、アンコール、身代わりのいずれかを採用されていると厳しい。サーナイト以外でもトレース持ちのポケモンはこちらの悪戯心、ムラっけ、親子愛などをコピーしてくるため厄介。

ニンフィア→眼鏡ハイボでボルトロスを1発で持っていかれるのでかなり辛い相手。かといってクレッフィを出しても大してダメージを稼げないので厳しい。

キノガッサ→襷持ちなら麻痺らせて威張ってからメタモンでコピーすればいいがポイヒ型相手は厳しい

ゲンガナンス→相手がプレミしたりよほど運が良く無い限りはほぼ勝てません。諦めましょう

 

最後に

長くなりましたがここまで読んでくださった皆さんありがとうございました。

シーズン15ではまた別の構築(運に頼らない構築)でレート2000以上乗せられるように頑張っていきたいと思います!